要点ブロック
投稿後にトレパク疑惑や無断転載・AI学習利用のトラブルが起きても、「作った時点」を示す記録がなければ反論の糸口がつかみにくいのが現実です。
公開する前にファイルの存在時点を第三者の時刻で残しておくと、後から先後関係を示す材料のひとつになりえます。
stii タイムスタンプメールサービスなら、メールを送るだけで総務大臣認定の時刻をファイルに紐づけられるため、難しい手続きは不要です。
はじめに――なぜ「今」確認しておく必要があるのか
SNSに作品を投稿した翌日、似たような絵や文章が別のアカウントから出てきた。あるいは、コミッション納品後にクライアントから「これは自分のアイデアだ」と主張された――
そんな話を、ここ数年でずいぶん耳にするようになりました。
さらに最近は、生成AIの学習データとして作品が無断使用された可能性を心配するクリエイターも増えています。AI技術そのものへの賛否はさておき、
「自分が先に作った」という事実をどう示すか、という悩みは手描きでもAI制作でも共通です。
残念ながら、SNSの投稿日時やフォルダのタイムスタンプは後から変更できてしまうため、それだけでは証拠として弱いと言われることがあります。
対策は後回しにしがちですが、トラブルが起きてからでは記録を遡れません。今のうちに「やること」を確認しておきましょう。
タイムスタンプ(創作証明)とは?
タイムスタンプ(創作証明)とは、特定のファイルが「いつ存在したか」を第三者が認定した時刻と紐づけて記録する仕組みのことです。
著作権はファイルを作った瞬間に自然と発生しますが、「誰が先に作ったか」を後から示すための記録は、自分で意識して残さないと残りません。タイムスタンプはその記録手段のひとつです。
今すぐ確認したいチェックリスト【7項目】
公開前・納品前・完成直後に、以下の項目を一つずつ確認してみてください。
- [ ] 完成ファイルを「公開前」に保存・書き出しているか 公開後では「投稿日より前から存在した」を示しにくくなります。
- [ ] 制作途中のスクリプト・下書き・レイヤーファイルを保管しているか 制作プロセスを示す素材は、先後関係の説明に役立ちます。
- [ ] 完成ファイルに第三者の時刻が紐づいているか フォルダのタイムスタンプは自分で変更できるため、第三者による時刻記録が望ましいです。
- [ ] 複数バージョン(WIP・最終版)それぞれを記録しているか 1ファイルだけでなく、制作の流れを示す複数のスナップショットがあると説明しやすくなります。
- [ ] コミッション・外注の場合、仕様書やラフ案も記録しているか 「誰が発注し、誰が制作したか」の経緯を示す書類・画像も保存対象です。
- [ ] 記録ファイルを安全な場所に長期保管しているか ローカルだけでなくクラウドや外部メディアにも複製を持つと安心です。
- [ ] いざというとき記録をすぐ取り出せる状態になっているか フォルダが整理されていないと、必要な時点の証拠を探し出せないことがあります。
各項目の補足――特に押さえておきたい3つのポイント
① 「公開前」のファイルに時刻を残す理由
SNSの投稿日時は「その時点で公開した」証拠にはなりますが、「それより前から手元にあった」ことを示してはくれません。
誰かが「先に発表したのは自分だ」と主張してきたとき、公開日より前の時刻でファイルの存在が記録されていれば、
その主張に対して「こちらのほうが前からあった」と示す材料のひとつになりえます。仕上げた直後、SNSにアップするより前に記録しておく習慣が大切です。
② 途中経過(WIP)も記録する価値がある
「完成品だけ残せばいい」と思いがちですが、制作プロセスを示す素材はトラブル時の説明を助けることがあります。
「このキャラクターはこの段階からこういうデザインだった」と時系列で示せると、単に完成品の時刻だけを持っているよりも説明の幅が広がります。
ラフ・線画・着色途中など、節目ごとにファイルを書き出して記録しておくと良いでしょう。
③ コミッション・外注時は仕様書・やりとりも対象
「このデザインは自分が発案した」「いや、自分が依頼した内容だ」という争いはコミッション界隈で実際に起きています。
発注書・仕様書・ラフの確認メール・修正指示のスクリーンショット、これらも「誰が何をいつ指示したか」を示す資料です。
制作ファイルと合わせて記録しておくことで、経緯を時系列で説明しやすくなります。
stii で対応できること
stii タイムスタンプメールサービスは、上記チェックリストの「第三者の時刻を紐づける」部分をメール一通で完結させるサービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 操作方法 | ファイルを添付してメールを送るだけ |
| アカウント登録 | 不要 |
| 無料枠 | 月5ファイルまで無料 |
| 有料プラン | 月540円〜(ファイル数に応じて選択) |
| タイムスタンプの種類 | 総務大臣認定に基づく第三者の時刻認証 |
| 対応デバイス | スマートフォン・PCどちらでも利用可 |
「総務大臣認定」というのは、stii が独自に時刻を発行しているのではなく、国の認定制度に基づく第三者機関の時刻を使っているという意味です。自分でフォルダの日時を書き換えるのとは仕組みが異なります。
もちろんタイムスタンプは「証拠手段のひとつ」であり、これだけで全てが解決するわけではありません。ただ、「何も記録していない」状態と「時刻付きの記録がある」状態では、トラブル時の対応の選択肢が変わってくることがあります。
AI生成の作品でも、手描きの作品でも、同じように使えます。「どちらが先か」が問われる場面で役立てることができます。
よくある質問
Q1. ファイル形式は何でも大丈夫ですか?
A. PSD・PNG・JPEG・PDF・テキストファイルなど、メールに添付できる形式であれば対応しています。イラスト・写真・小説原稿・デザインデータなど、幅広い創作物に使えます。
Q2. 「月5ファイル無料」というのは、5ファイル分のタイムスタンプが無料で使えるということですか?
A. そのとおりです。毎月リセットされるため、月に5点以内の作品を記録したい方はずっと無料で使い続けることができます。それ以上必要な場合は月540円〜の有料プランをご利用いただけます。
Q3. タイムスタンプがあれば、著作権侵害が「必ず証明できる」のですか?
A. 著作権はファイルを創作した時点で自動的に発生しており、stii のタイムスタンプは「そのファイルがこの時点に存在した」という時刻を示す記録手段のひとつです。
法的な判断は状況によって異なるため、「これさえあれば必ず有効」という断定はできません。ただし、何も記録がない状態よりも、時刻付きの記録が手元にある状態のほうが、状況を説明しやすくなる場合があります。
まず1ファイル、試してみませんか
チェックリストを見て「できていないことがあった」と気づいた方、まずは今日完成した(あるいは制作中の)ファイルを1つ、stii に送ってみてください。
登録不要・月5ファイルまで無料・スマホからでもOKです。操作はファイルを添付してメールを送るだけ。難しい設定は一切ありません。
「万全の備え」より「とりあえず始める」が、創作物を守る第一歩です。
👉 stii タイムスタンプメールサービスを無料で試す(月5ファイルまで無料・登録不要)





