『医療情報システムの安全管理に関するガイドライン』の中で、「診療録等をスキャナ等により電子化して保存する場合」について「スキャナによる読み取りについて運用管理規定を定めること」をはじめ、「電子署名を含む文書全体にタイムスタンプを付与すること」などが定められています。
高度な情報セキュリティを求められながらも、紙文書の電子化をする上で活用されているタイムスタンプ。
今回は、医療現場で使えるスティータイムスタンプサービスの活用事例をご紹介します。
ケース①: 医療現場における電子カルテ等
電子カルテシステムで作成したカルテや検査レポート、医療画像の電子による保存、紙の診療記録等をスキャナにより電子化して保存する場合に、院内の透明性を確保する等の目的で第三者機関による記録の真正性確保の手段としてタイムスタンプが利用されます。
背景には、厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」において、法令で定められた記名・押印が必要な文書を電子的に作成する際、または、診療記録等をスキャナにより電子化して保存する場合にタイムスタンプが求められています。
ケース②: 医療情報の外部保存
地域医療・遠隔医療などの用途で、すでに電子化されている検査データや映像・画像データですが、医療情報をネットワーク経由で外部保存する場合にも、個人情報を漏洩させない機密性の確保、第三者による電子ファイルの編集・改ざんを防ぐ対策が必要になります。
このような時に、スティータイムスタンプサービスは安心・安全にタイムスタンプを付与できます。
スティータイムスタンプサービスとは
電子文書を添付するメールの宛名に「stamp@stii.com」を入れるだけで、タイムスタンプが付与された添付文書を相手先に送信できます。
一般財団法人日本データ通信協会に登録された時刻配信業務認定事業者の発行するタイムスタンプを付与しているので、安心・安全に利用いただけます。
別のアプリのダウンロードを行わず、いつもご利用のメールで外出先でも気軽にご活用いただけます。