お役立ち情報

知財担当者の最近の悩み… 特許にならないノウハウ技術情報をどう守るか

目次

ㅤ‎1.“特許にならない知財”こそ危険地帯

近年、企業の知的財産をめぐるトラブルは、
「盗まれた」よりも「先に出願された」ことに起因するケースが増えています。

 

研究ノート、設計試案、試験データ、社内報告書。
これらは社内で確かに生み出されたにもかかわらず、正式な特許出願には至っていない「未公開ノウハウ」です。
問題は、この段階の技術情報が法的にはほとんど無防備であることです。

「他社が似た技術を特許出願してしまい、自社の開発が後発と見なされた
「裁判や交渉の場で、「当時から持っていた」ことを証明できず、先使用権の主張が退けられた
「ファイル更新日時を提示しても、「社内で改ざん可能」とされ、証拠として認められなかった

「自社が先に作った」と主張しても、
「いつ作ったのか」「誰が作成したのか」を客観的に証明できなければ、
法的に“後発扱い”され、先使用権の主張すら退けられる可能性があります。

つまり、ノウハウの本当のリスクは流出ではなく“証明できないこと”にあるのです。

ChatGPT Image 2025年10月24日 09 50 07 stii タイムスタンプサービス

ㅤ‎2. ノウハウは「管理されない知財」になっていないか

特許や商標のように制度が整っている知的財産に比べ、
ノウハウ管理には明確なガイドラインが存在しません。

 

研究部門や開発チームでは、次のような課題が多く聞かれます。

  • ノートや報告書が個人フォルダや共有サーバーに点在している

  • バージョン管理や作成日時が不明

  • ファイル形式がバラバラで整理・検索が困難

  • 研究段階のため公開・出願できず、そのまま放置される

このような状況では、たとえ自社開発であっても、他社に先に特許を取られてしまうリスクがあります。
「自社が先に作った」ことを証明できなければ、結果的に権利を失う──それが現実です。

ㅤ3.防止策のカギは“真実性の確保”

ノウハウを守るために最も重要なのは、
「当時その情報が確かに存在していた」ことを、第三者が証明できる形で残すことです。

スクリーンショットや更新日時だけでは、改ざん防止の証明にはなりません。
裁判や係争の場で問われるのは、「誰が見ても改ざんされていないと分かる証拠力」です。

ここで注目されているのが、電子的な存在証明技術=タイムスタンプです。

ㅤ4. タイムスタンプが変える「ノウハウ管理」

タイムスタンプとは、電子署名技術を応用し、
特定のデータが“ある時刻”に確かに存在していたことを証明する仕組みです。

公的なタイムスタンプ事業者(総務省認定)が発行するため、
証拠力が高く、特許や著作権、電子帳簿保存法など複数の法制度にも対応しています。

研究ノート・設計ファイル・試験データなどにタイムスタンプを付与しておくことで、
「いつ作られた」「改ざんされていない」ことを法的に示すことができ、
将来の紛争や権利主張において決定的な証拠となります。

特許にならないノウハウも、タイムスタンプによって“見えない権利”を守ることができるのです。

ㅤ5. 実務での運用課題と、Stiiが解決すること

とはいえ、現場でよく聞かれる悩みがあります。

「ファイルが多すぎて1件ずつタイムスタンプを押すのが大変」

「公証役場まで行くのは非効率」

「研究データを外部クラウドに上げるのは不安」

こうした課題を背景に開発されたのが、
stii タイムスタンプ知的財産マネージャーです。

ㅤ6. Stii タイムスタンプ知的財産マネージャーとは?

🖥 自社PC上で安全に処理
 データを外部サーバーにアップロードせず、ローカル環境で完結。
 研究機密や社内情報の流出リスクを防ぎます。

複数ファイルに一括でタイムスタンプ付与・検証
 研究ノート、設計データ、PDF、画像など、複数ファイルを選択して
 ワンクリックで一括処理が可能。

🔒 「文書管理」ではなく「証憑管理」に特化
 クラウドに保管するのではなく、各自のPC内で証明データだけを残す設計。
 企業ポリシーに合わせたセキュアな運用ができます。

💰 年間 数万円から導入可能
 タイムスタンプ発行費用込みで、追加契約の必要なし!
 1ファイルあたり数円レベルの低コストで、継続的なノウハウ保護を実現します。
 プラン料金はこちらから→プラン料金

ㅤ▶今すぐできる無料資料請求はこちら

有益な情報をいち早く受け取ろう! 👋

月1回、厳選した知財&DX情報を無料配信中

知的財産保護

知的財産をめぐる現状と変化の兆し

制度のあり方自体を見直さないと、もはや技術を知的財産として保護すること自体が難しくなってしまうのではないか…そんなふうに、ここ1〜2年で強く感じています。

もっと見る »
知的財産保護

“あの時、特許を取っていれば….” 企業の失敗事例に学ぶ!知財戦略の必要性と企業防衛術

有名企業が実際に直面した知財に関する失敗事例を取り上げ、その背景と結果を分析し、それらの事例から導き出される教訓を通じて、「知財リテラシー」とは何か、なぜ企業にとって不可欠なのかを解説します。

もっと見る »
知的財産保護

知的財産の種類!著作権・特許・商標・意匠の違い、理解できていますか?

知的財産権にはいくつかの種類があり、それぞれが守る対象や取得方法、保護期間などが異なります。中でも代表的な5つの権利、著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権について、この記事ではそれぞれの特徴と違いをわかりやすく説明します。

もっと見る »
知的財産保護

デジタルコンテンツの著作権保護における タイムスタンプの有効性とその実務的利点

弁理士 小牧 佳緒里(執筆) 弁理士法人白坂 弁理士 お茶の水女子大学卒業後、都内の弁理士事務所に勤務し、その後弁理士試験に合格。 合格後は、現在弁理士法人白坂に所属し、特許をはじめ、商標、意匠、外国出願など幅広い知的財産分野に対応。 クライアントの知的財産戦略を多角的にサポートし、企業のブランド価

もっと見る »

stii タイムスタンプサービスに関して

ご不明な点はございませんか?

 Stii カスタマーサービス

月曜~金曜 10:00-17:00

(祝日を除く)