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創作物の存在証明をメール1通で残す方法【stii活用ガイド】

目次

要点まとめ
創作物の存在証明とは、「この作品がある時点で確かに存在していた」という記録を第三者的に残すことです。
stii タイムスタンプメールサービスを使えば、アカウント登録なしでファイルをメールに添付するだけで、その記録を取得できます。
月5ファイルまで無料なので、まず気軽に試すことができます。


はじめに——「自分が先に作った」のに、証明できない

イラストを投稿したら似たデザインが現れた。小説のキャラ設定が丸ごとコピーされた気がする。自分の絵がAI学習に使われているかもしれない——。

そんな状況で「私が先に作りました」と言っても、口頭では何の証拠にもなりません。
SNSの投稿日時は後から変更できると疑われることもあるし、スマホに残った制作ファイルの「更新日時」だけでは相手を納得させるのが難しいのが現実です。

だからといって、弁護士に相談するほど大ごとにする前に、日常の制作フローの中で「作った時点の記録」を静かに残しておく——
そういう選択肢があります。それがタイムスタンプを使った存在証明です。

この記事では、個人クリエイターがほぼゼロコストで始められる stii タイムスタンプメールサービスの仕組みと使い方を、専門用語を使わずに説明します。


タイムスタンプ/存在証明とは?

タイムスタンプによる存在証明とは、「このデータが、この日時に確かに存在していた」という事実を、改ざんされにくい形で第三者機関が記録した証書のことです。

自分でファイルの日付を書き換えれば、いくらでも「昔から持っていた」ように偽装できます。
でもタイムスタンプは、発行した機関のサーバー側に記録が残るため、後から日時を書き換えることができません。

なぜ今、個人クリエイターに必要なのか

  • AI学習素材の無断利用問題:自分の作品が学習データに使われた疑いが生じたとき、「公開前から存在した」という証拠が議論の出発点になりえます。
  • トレパク・無断転載疑惑:「どちらが先に作ったか」が争点になるケースで、制作日時の記録は大きな意味を持ちます。
  • 同人・商業問わず増えるトラブル:X(旧Twitter)やpixivへの投稿だけでは、投稿日時は証明できても「制作していた日時」は証明できません。

※タイムスタンプは存在した事実の記録であり、著作権の発生や権利の優劣を自動的に確定するものではありません。トラブルの状況によっては専門家への相談も検討してください。


stii タイムスタンプメールサービスとは?

stii(スティー)は、アマノ株式会社が提供する認定タイムスタンプサービスです。
総務省が定める「電子署名及び認証業務に関する法律」に基づく認定を受けた事業者が発行するため、一定の証拠力が期待できます(※利用状況や紛争内容によって効果は異なります)。

stiiの基本スペック

項目 内容
登録 不要(メールアドレスのみ)
操作 ファイルをメールに添付して送るだけ
対応端末 PC・スマートフォン・タブレット
無料枠 月5ファイルまで無料
有料プラン 月額540円〜(ファイル数追加)
発行機関 アマノ株式会社(認定タイムスタンプ)

使い方は3ステップだけ

  1. stiiの専用メールアドレスに、証明したいファイルを添付して送信する
  2. stiiがタイムスタンプを付与し、証明書をメールで返信してくれる
  3. 受け取ったメールと証明書を保管しておく

アプリのインストールも、ユーザー登録のための個人情報入力も不要です。「メールが送れれば使える」レベルのシンプルさが最大の特徴です。


活用シーン:こんなときに使える

シーン1:イラスト・デザインの投稿前に記録を残す

完成したイラストをSNSに投稿する前に、PSDファイルやPNGファイルをstiiに送っておきます。「公開した日」ではなく「制作が完了した日」の記録が残るため、後から似た作品が現れたときに「自分のほうが先に完成していた」という根拠のひとつになりえます。

ラフ段階のファイルを途中で送っておくと、制作過程の記録も積み重ねられます。

シーン2:小説・脚本・キャラクター設定の保全

同人誌の原稿、オリジナルキャラクターの設定資料、小説のテキストファイルなど、「文章・設定」も存在証明の対象になります。特にキャラクター設定は「どちらが元ネタか」が問題になりやすいジャンルです。

ZIPにまとめて送れば複数ファイルをまとめて記録できるため、設定集丸ごとを1ファイルとして扱うことも可能です。


導入後の変化:あるイラストレーターの場合

状況:フリーランスのイラストレーターAさんは、自分のキャラクターデザインに似た商品が販売されているのを偶然発見しました。

きっかけ:「何か手を打っておきたいけど、弁護士を雇うほどのお金も、法律の知識もない」と感じていたとき、SNSでstiiの存在を知ります。

変化:新しいキャラクターを描くたびに、完成ファイルをstiiに送る習慣を始めました。操作は添付してメールを送るだけなので、制作フローにほぼ負荷がかかりません。
以前のような「万が一のとき何もできない」という焦りが、少し落ち着いたと感じています。

一言:「100%安心とは言えないけど、何もしないよりずっとましだと思えるようになりました。お守りみたいな感覚で続けています」


なぜ個人クリエイターにstiiが向いているのか

1. 登録ゼロ・ハードル限りなく低い

企業向けの電子契約サービスとは違い、メールを送るだけで完結します。「サービスの使い方を覚える手間」がほぼかかりません。

2. 月5ファイル無料で試せる

月に5点の作品なら、完全無料で存在証明を残せます。活動量が多くなったら月額540円〜の有料プランへ移行すればよく、最初から課金の判断をしなくていいのが助かります。

3. スマホで完結する

外出先でラフを描いたすぐ後に、スマホのメールアプリからそのまま送信できます。PCを開かなくていい点は、作業のすき間で動くクリエイターにとって大きなメリットです。

4. アマノ認定のタイムスタンプである安心感

個人がスマホで撮った「更新日時」の写真と、認定事業者が発行したタイムスタンプでは、記録としての重みが異なります。
stiiタイムスタンプはアマノ株式会社という認定事業者が発行するため、記録の信頼性が担保されています。

5. 小さく始めて、必要なら広げられる

全作品に使わなくても構いません。「特に大事な新キャラだけ」「コンペに出す前の案だけ」という部分的な運用から始めて、習慣になったら範囲を広げるというやり方が無理なく続けられます。


よくある質問(FAQ)

Q1. タイムスタンプを取っておけば、トレパクの証拠になりますか?

A. 「この日時に、このファイルが存在していた」という事実の記録にはなります。ただし、それだけで法的なトラブルがすべて解決するわけではなく、
状況によっては弁護士や専門家への相談が必要です。「何もない状態より根拠がある状態にする」ためのツールと考えてください。

Q2. どんなファイル形式でも送れますか?

A. PNG・JPG・PSD・PDF・TXTなど、主要な形式に対応しています。ZIP圧縮したフォルダごと送ることも可能です。

Q3. 登録なしで本当に使えるのですか?

A. はい。メールアドレスさえあれば、アカウント登録や個人情報の入力なしで利用を開始できます。

Q4. 無料の5ファイルを使い切ったらどうなりますか?

A. 月額540円〜の有料プランに移行することで、ファイル数を増やせます。毎月リセットされるため、翌月になれば再び無料枠が使えます。

Q5. 公開済みの作品に使っても意味がありますか?

A. 公開前に取得するのが理想ですが、公開後であっても「その日時点での存在」は記録できます。今後の新作からでも始める価値はあります。


まずは無料の5ファイルからお試しください!

難しい設定も、登録の手間も不要です。

stii タイムスタンプメールサービスは、月5ファイルまで無料で使えます。

  1. 証明したい作品ファイルを用意する
  2. stiiの専用アドレスにメールで添付して送る
  3. タイムスタンプ付きの証明書を受け取って保管する

それだけです。「万が一のときのために、今日から少しだけ備えておく」——その一歩として、まずは手元の1ファイルを試しに送ってみてください。

👉 stii タイムスタンプメールサービスを無料で試す(月5ファイル・登録不要・スマホ可)


本記事の内容は情報提供を目的としており、法的アドバイスを構成するものではありません。著作権上のトラブルについては、専門家にご相談ください。

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