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フリーランスや副業クリエイターが納品後のトラブルで「自分が先に作った」と示したいとき、
納品する前にデータの「存在した時点」を第三者の記録として残しておくことが有効な手段のひとつになります。
stii タイムスタンプメールサービスを使えば、メールにファイルを添付して送るだけで、総務大臣認定に基づく時刻の記録を取得できます。
登録不要・月5ファイルまで無料なので、まず1件の納品前に試してみるところから始められます。
はじめに:「先に作ったのに証明できない」という状況
デザインの仕事を受注してデータを納品した翌週、似たようなビジュアルが別のアカウントで公開されていた——。
ライティングの原稿を送ったら、クライアントから「この内容はうちが考えたもの」と言われた——。
フリーランスや副業で仕事を受けていると、こうした「先後関係をめぐるトラブル」に巻き込まれるリスクがゼロではありません。
SNSに公開したイラストの無断転載、コミッション依頼で渡したデータの流用、企画や構成の模倣……。
いずれの場合も、「自分がいつ作ったか」を客観的に示せる記録があるかどうかで、その後の対応がまったく変わってきます。
とはいえ、「証拠を残す」というと難しそうに聞こえるかもしれません。この記事では、特別なソフトも契約も不要で、
メールを1通送るだけで時点の記録を残せる方法を、具体的な手順でお伝えします。
「納品前タイムスタンプ」とは?
納品前タイムスタンプとは、クライアントへファイルを送る前に、
そのデータが特定の日時に存在していたことを第三者の時刻記録として残しておく手順のことです。
なぜフリーランス・副業クリエイターにとって必要なのでしょうか。理由はシンプルで、
クライアントとの間に書面の契約書がない、または口頭合意が多いという仕事の実態があるからです。
制作の経緯をチャットで連絡し合っていても、「どのバージョンのデータをいつ送ったか」「修正前の状態がどうだったか」を後から証明するのは意外と難しいものです。
タイムスタンプはあくまでも「その時点にそのデータが存在した」という記録です。
それ単体で法的な争いを解決するものではありませんが、先後関係を示す証拠のひとつとして機能しうる記録を手元に持っておけることには、大きな意味があります。
手順:納品前に時点の記録を残す5ステップ
以下の流れで進めます。難しい操作はありません。
ステップ1:stii に送るファイルを準備する
納品予定のファイル(PSD・AI・PDF・PNG・docx など)をそのまま使えます。ファイルの中身をstiiが閲覧・保存することはなく、
ファイルのフィンガープリント(ハッシュ値)をもとに時刻が記録される仕組みです。ファイルの内容が外部に漏れる心配はありません。
ポイント:納品直前の「最終版」だけでなく、途中段階のラフや修正途中のデータにもスタンプを残しておくと、制作の経緯を時系列で示しやすくなります。
ステップ2:stii のメールアドレスに送信する
stii 専用のメールアドレス(サービスページに記載)に向けて、記録したいファイルを添付してメールを送ります。本文・件名は任意で構いません。アカウント登録は不要です。普段使っているメールアプリからそのまま送れます。
ステップ3:タイムスタンプ付きの返信メールを受け取る
しばらくすると、stii から自動返信が届きます。この返信メールに総務大臣認定に基づく時刻認証のタイムスタンプが含まれています。「自社で時刻を後付けしている」のではなく、国の認定を受けた第三者の時刻認証局による時刻です。
ステップ4:返信メールを安全な場所に保存する
受け取った返信メールは削除せず、メールボックスまたはクラウドストレージ等に保管しておきます。案件名・クライアント名がわかるフォルダに整理しておくと、後から探しやすくなります。
例:
2025年_クライアントA_ロゴデザイン_最終版.ai → stiiスタンプ返信のように案件ごとにまとめると管理がラクです。
ステップ5:クライアントにファイルを納品する
タイムスタンプの記録を取得した後、通常どおりクライアントへ納品します。この順序が重要です。
「記録を残してから送る」という習慣を付けることで、すべての納品に証拠の積み重ねができていきます。
stii なら、特別な準備がいらない理由
タイムスタンプと聞くと「専門的なソフトが必要そう」と感じる方も多いのですが、stii はその心配がありません。
| 項目 | stii の場合 |
|---|---|
| アカウント登録 | 不要 |
| 専用アプリ | 不要(メールだけ) |
| スマートフォン対応 | ○(スマホのメールアプリでも可) |
| 無料枠 | 月5ファイルまで無料 |
| 有料プラン | 月540円〜(ファイル数に応じて選択) |
| 時刻の根拠 | 総務大臣認定に基づく第三者時刻認証 |
月5ファイルまでは無料で使えるので、「まず今月の一番大切な納品に使ってみる」という試し方ができます。
受注が増えてきたタイミングで有料プランに切り替えるのも無理のない流れです。
つまずきやすい点・注意
「納品後」に送っても遅い:タイムスタンプはあくまでも「送った時点」の記録です。クライアントへのファイル送付より後にスタンプを取得しても、先後関係の記録にはなりません。必ず納品の前に送ること。
ファイルを修正したら再度スタンプを取る:修正後のデータは別のファイルとして扱われます。「修正版を送った」という記録を残したければ、修正ファイルにも改めてスタンプを取っておくと安心です。
タイムスタンプは万能ではない:時点の記録はあくまでも証拠のひとつです。「タイムスタンプがあれば必ず争いに勝てる」わけではなく、他の記録(チャット履歴・請求書・契約書など)と合わせて手元に残しておくことが大切です。
保存先に注意:返信メールをうっかり削除してしまうと記録を参照できなくなります。重要な案件の返信メールはバックアップを取るか、クラウドメールに保管することをおすすめします。
ファイルサイズの上限を確認:送付できるファイルのサイズには上限があります。大きなファイルは圧縮するか、納品用データとは別に軽量のプレビュー版でスタンプを取る方法も検討してみてください。
よくある質問
Q1. メール添付でファイルを送ったら、中身を見られませんか?
stii はファイルそのものを保存・閲覧するのではなく、ファイルのフィンガープリント(ハッシュ値)をもとに時刻認証を行います。
制作物の内容が外部に漏れる仕組みにはなっていません。機密性の高い納品データでも安心して利用いただけます。
Q2. 登録なしで使えると言いますが、本当に何もいりませんか?
はい、アカウント作成・クレジットカード登録などは不要です。stii 専用のメールアドレスにファイルを添付して送るだけで、
返信メールにタイムスタンプが記録されます。月5ファイルまでは費用もかかりません。
Q3. スマートフォンだけで完結しますか?
はい。スマートフォンのメールアプリからファイルを添付して送信し、返信メールを受け取るだけなので、PCがなくても利用できます。
外出先での急ぎの納品にも対応できます。
Q4. 毎回やらないといけませんか?手間が増えそうで……
慣れると「ファイルをメールに添付して送る」だけの作業なので、1〜2分程度です。
案件の規模や内容によって「これは記録を残しておきたい」という納品から試してみる形で十分です。まず月5件の無料枠の範囲から始めてみてください。
Q5. タイムスタンプを取っておくと、具体的にどんな場面で役立ちますか?
「自分のデザインを参考にされたのでは」というトラブルが発生したとき、「このデータはいつ完成していたか」を
第三者の時刻記録として示す材料のひとつになりえます。また、クライアントから「納品されたファイルは古いバージョンだ」と言われた際に、
「この日時にこのデータが完成していた」という記録を示す根拠にもなりえます。ただし、これだけで法的な問題がすべて解決するものではなく、
あくまでも証拠のひとつとして機能しうるものです。
まず1件、無料で試してみませんか?
今月の納品予定があるなら、そのファイルをクライアントに送る前に、stii のメールアドレスに一度添付して送るだけ。
それだけで、総務大臣認定に基づく時刻の記録が手元に残ります。
月5ファイルまで無料・登録不要・スマホでも可。「難しそう」と感じていた方も、ぜひ一度試してみてください。
タイムスタンプは証拠のひとつです。法的な効力については個々の状況によって異なります。具体的なトラブルが起きた際は、
専門家へのご相談もあわせてご検討ください。





